変態キーボード、Mistel Barocco MD600 を買った話

こんにちは!きりんさんです!

仕事中の肩こりに耐えられず、とあるキーボードを購入したのでレビューします。

その名も台湾にあるMistel社のBarocco MD600

この記事のまとめ

この記事はBarocco MD600を購入するまでの記事です。

  • 肩こりや手首の痛みにはエルゴノミクスキーボード
  • ホームポジションが自信が無かったり左利きなら分離も連結もできるキーボードがいい
  • 軸は黒と赤で迷ったけど、入門用の茶軸にした

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肩こりにエルゴノミクス

近頃、人間工学ペンとか人間工学椅子とかいう商品をよく見かけますが、それの一種です。

キーボードのホームポジションって、実は肩や手首に結構無理があるので、

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人間の体の構造に無理がないように、キーボードぶった切って、左右の距離を離せば痛くないよね!

というのがエルゴノミクスキーボードになります。

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半年前から仕事での肩こりや軽い腱鞘炎が気になっていたので、エルゴノミクスキーボードを探していたわけです。

なぜBarocco MD600にしたか

エルゴノミクスキーボードは必然的に左右分離型になるのですが、まだまだ種類が少ないのが現状です。

安いのだとMicrosoftのものや

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4万くらいを見ると、やべーやつもあります。

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凄く良さそうなんですけど、小学生の頃、父親が買ってきた巨人の星タイピング養成ギプスで鍛えたとはいえ、ホームポジションが間違ってたら使い物になりません。

あと、タイピングで生計を立ててるライターやプログラマならよいですが、PhotoshopやIllustratorのショートカットが押しにくいのは困ります。

とくに僕は左利きなので、右手マウス前提のショートカットだと、右手で左手エリアのショートカットを押すこともしばしば。

マウス動かしながらのコピーペーストも該当するので、できればタイピングするときは分離型で、他の作業の時は連結したい。

もし分離型に馴染めなくても、左右をつなげて使えたら最高。

ということで、連結できる分離型キーボードは2017年秋現在、二つの意味で正しく変態なBarocco MD600一択。これを買うしかないわけです。

メカニカルキーボードを買う

いざAmazonで買おうとすると、「を選びな!」と選択を迫られます。

軸?

キーボードに詳しい人は知ってると思いますが、このBarocco MD600は、Cherry MXを搭載しているメカニカルキーボードです。最近のペタペタキーボードでなく、昔ながらのカチャカチャ言うやつです。

Cherry MXの軸

Cherry MXにはたくさんの軸があり、自分に合った軸選びが楽しいのですが、初めてメカニカルキーボード買う人には、何が何だかさっぱり。

Barocco MD600は「茶」「赤」「青」「黒」から選べるのですが、

  • 茶軸 : 少しクリック感があり、底打ちする。
  • 黒軸 : リニアで底に行くほど重くなる。底打ちより、撫でるように打つ。
  • 赤軸 : 黒軸を少し軽くした軸。底打ちしてもよい。
  • 青軸 : クリック感が強く、カチャカチャ感が強い

と書いてあり、それを元に軽く調べると、みんな好みが違うわけです。なんにもわからない。

ということで、試し打ちをするべく、名古屋駅前のビックカメラに足を運びました。

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実際に触ってみた

店頭には、FILCOのキーボードが大量にあったので色々触ってみました。

赤軸は軽くて、青軸はカチカチする。茶軸はどっちつかず。最後に軸名が書いてないキーボードを触ると……なんだこれ!?打鍵すると指が跳ねるぞ!?

これが噂の黒軸か!

好感触だったのですが、凄く癖があるし、ちゃんと椅子に座ってタイピングしたわけじゃ無いし、黒軸かわからんし、なにせ買うのはネットなので、一度帰宅して再度レビューを漁ることに。

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黒軸はスルメ

調べてみると、黒軸は好みが分かれるようで、重すぎてすぐに売り払ったとか、最高だ。これ以外考えられない。とか黒軸使ってたけど赤軸最高だわ。という意見が散見されました。黒軸は通常のタイピングなら良いけれど、装飾キーの長押しが辛いらしい。

まとめるとこんな感じ。

  • 黒軸が好きな人はとことん黒軸が好き
  • 黒軸が重くでダメだった人は赤軸に収まる。そこ逆はいない。
  • みんな最初は茶軸を使ってる

店頭で触った感じ、赤軸は軽すぎる印象がありましたが、赤軸派が多数なため、再度触ってみたくなりました。

さらに途中で黒軸はスルメ。慣れれば最高。という意見もあり、長押し含め黒軸を再度触りたくなりました。

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再度店頭で黒軸を触る

と言うわけで、再度ビックカメラへやってきました。

今度は黒軸の型番を確認したので完璧です。

到着したら、一番気になる黒軸を触ってみました。

やはり打鍵感は黒軸がいい……

落とした指が返ってくる感じが良いのです。それで調子よく打ってると、

んー……重いかも……

という感覚になってきました。メール程度ならよいけど、長文やコードを2〜3時間叩いてるとつらいかもしれない。

長押しも試したところ、押すよりも手を乗せる感覚で押せば問題なさそう。

じゃあ赤軸

赤軸も触りました。

かっる〜!

やっぱり赤軸は軽かった。

でも黒軸が重すぎるなら赤軸なのかなぁ……

と考えてると、目の前にBarocco MD600 茶軸の実物が!

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茶軸はオールラウンダー

前回訪れたときも茶軸はさわっていましたが、入門用と聞いてスルーしてました。寿司打でハイスコアを出した俺が入門用キーボードだと?

しかし、改めて触ってみると、ちょっとしたクリック感と黒軸よりは軽く、赤軸よりは重いほどほど感。少し触ってると丁度良さが気持ちよくなり、

あ〜入門するか〜。

と、早速Amazonで注文。次の記事で紹介するFILCOのパームレストと併せると約2万円になりました。

まとめ

ここまでが購入編です。

ちょっと長くなったので、使用感のレビューは次の記事にします。

半年前からエルゴノミクスキーボードが樹になり始め、買うと決心してから2週間ほどで購入に至りました。果たして2万円はたいて買ったキーボードは快適か否か。次回の記事でレビューします!

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