こんにちは!きりんさんです!
今回は、普段PCでゲームをしている方なら最近一度は聞いたことあるであろう、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDSを150時間弱プレイしたのでレビューしたいと思います。
概要
タイトル
もともとリアル志向FPS/TPSであるARMA3で、バトルロワイヤルMODを開発していた、PLAYERUNKNOWN(Brendan Greene)がディレクションをしているため、PLAYERUNKNOWN’Sというタイトルがついています。
ゾンビサバイバルで一時期有名だったDAYZもARMAのMODから独立したので、ARMAのMOD独立系ゲームの1つになります。
ゲーム内容
小さな町が点在する8km四方の島に、飛行機に乗せられた100人が思い思いにパラシュートで降り立ち、生存できる範囲が縮小する中、1人(1チーム)になるまで戦うゲームです。
ゲームの流れ
生存範囲(以下パルス)が狭まって行く(範囲にいるとダメージを受ける)ため、マップが広くても短時間で終わります。
大体1ゲーム30分、長くても40分で終わりますが、その30分の中にも大きな流れがあります。
- 0〜12分 : パラシュートから降りて、武器や資材を集める
- 12〜24分 : 縮小していく生存圏を見ながら、有利な位置取りや不足している物資を探す。
- 24分〜 : 手持ちの物資と立ち位置を使って最終戦闘へ
最初の12分
一直線に島を横断する飛行機から、好きなタイミングで飛び降ります。
もし、同じ場所に飛び降りた人がいたら、真っ先に武器をひろうか、拳での殴り合いになります。
周りに人がいなくなったら、生き残るための物資を集めましょう。
時にはすぐに車を見つけて、飛行機から直接行けない場所に移動するのも戦略の一つ。
1回目のパルス縮小が終わったら序盤戦は終了です。
2回目〜4回目までのパルス縮小
戦闘が各所で頻発します。
ある程度武器が揃っているはずなので、最終の戦いに向けて立ち位置や装備を調整していきます。
ここまでは、パルス縮小によるダメージはたいしたことない(4回目の縮小中でも1秒1ダメージ程度なので100秒生きられる)ので、範囲外でも多少なら無理が効く時間帯です。
最終決戦
4回目のパルス縮小が終わると途端に範囲外ダメージが1/sから3/sに増加し、範囲外の行動が非常に困難になります。パルスの範囲も直径750mとなり、平原ならばスナイパーライフルで撃ち抜かれる範囲での戦闘になります。
中心を取って有利に戦闘を進めるか、パルスギリギリを移動して、背後の安全を取るか。自分の物資と相談しながら、最後まで生き残る方法を考えます。
決着
最後の5人くらいになると、銃声で全員の位置がわかるようになります。
あえて発砲せずに相手の位置を探ったり、発砲音のしない手榴弾で敵を仕留めたり、一つ一つの行動が一位を決める要素になってきます。
最後の敵を倒したら……優勝。ドン勝つを食べることができます。
モードの違い
大まかな流れは上記の通りですが、ソロとデュオ、スクアドのチームプレイではゲーム性が大きく変わります。それぞれについてレビューを書いてみました。
デュオ/スクアド
2人または4人までのチームで参加します。こちらは合計100人になるまでのチームが入ります(スクアドでも25チームより多くいる可能性もある)。ソロとは違い、足りない武器を交換したり、みんなで見張る方向を分担したり、他のFPSにはないワイワイ感を楽しめます。元ネタであるARMAのマルチに近い雰囲気です。
チーム戦で死亡すると、気絶扱いになり、少しの間味方に蘇生してもらうことができるため、チームで動くほうが有利になっています。
ソロ
チームプレイとは異なりすべての人が敵。全員倒せば勝ち。すなわち、すべての敵を先に見つける必要があります。最後の2人になるまで一切戦闘をせずに潜み続け、最後の1人だけを仕留める。という、チームでは難しいプレイもできます。より個人の戦術が生きるモードで、集中力が必要です。
ソロプレイは特にローグライクゲーム(トルネコの大冒険などの死んだらリセットされるゲーム)に近い感覚があります。
ゲーム全体のレビュー
いいところ
中だるみや無駄な時間が少ない
「死んだおしまい」というルールの基、100人の中から1人になるまで戦いますが、ソロの場合、死んだらロビーに戻って次のゲームにキューできます。
League of Legendsの場合、負け戦でも20分(最近15分でもサレンダーできるようになったけど)、またはそれ以上試合をさせられますが、負けたら終わり。というルールがさっぱりしていて良いです。
パルス内で待機しているときも、敵がいつ来るかわからない緊張感があるため、釣りをしてるような感覚があります。
FPS/TPSが苦手でも楽しい
単純計算で70%の勝率の試合を2回したら生存率は49%、3回なら34.3%と戦うほど生存率が下がっていきますので、いかに正面同士の戦闘で勝つかよりもいかに不利な状況の戦闘を避けるかを意識する必要があり、戦闘だけでなく、物資や立ち回りを考えれば瞬発力以外でも勝てる点がFPS/TPSが苦手な人にもお勧めできる点です。
観戦しているのが楽しい
チームプレイの場合、先に死亡すると観戦モードになるのですが、なぜか他プレイヤーを観戦するのが楽しいのです。普通のFPSと違い、毎回戦闘エリアがランダムで変わることから、うまいプレイヤーでもちょっとしたアクシデントで倒されます。正直、_プレイしなくてもTwitchなどでプレイ実況を見るだけでも十分に楽しい_ので、興味がある方は実況動画を見てください。
気になるところ
TPSゆえの戦略がわかりにくい。
通常モードではFPS視点でなくTPS視点のため、体を隠しながら向こう側を見ることが出来るのです。本来、壁に隠れてる人と、部屋の真ん中に居る人同士では相手が見えない点で対等なはずですが、TPSでは壁に隠れてる側が一方的に部屋の真ん中にいるプレイヤーを視認できます。
慣れれば大丈夫ですが、慣れるまでは理不尽に感じるかもしれません。
ミドルハイ以上のスペックが必要
一定以上のPCスペックがないと、まともに戦えません。僕の場合、PUBGを買った時点ではCPU処理が追いつかず、音にノイズが乗ったり、音が左右反転したりでゲームにならず、マザーボード、CPU、メモリを5万円ほどで換装しました。
きりんのまとめ
一般のFPSに比べて、FPSが苦手でも上位に食い込めたり、観戦が楽しいということからとてもよくできたゲームだとおもいます。
スペックが必要な点がいただけないですが、スペックさえ足りてるなら、ぜひプレイしていただき、島のどこかでお会いできたらと思います。
最後に記事を書くためにパルスについて調べたので載せておきます。
それではー!
おまけ:縮小範囲とダメージ
※ 1段階目のパルス縮小が終わるまでのダメージが0.4/sです。
- 直径約4.5km 0.4/s 7’00″〜12’00”
- 直径約3km 0.6/s 15’20″〜17’40”
- 直径約1.5km 0.8/s 20’10″〜21’40”
- 直径約750m 1/s 23’40″〜24’40”
- 直径約360m 3/s 26’40″〜27’20”
- 直径約175m 5/s 28’50″〜29’20”
- 直径約90m 7/s 30’50″〜31’20”
- 直径約40m 9/s 32’10″〜32’35”
- 直径0m 11/s 35’50″〜36’10”